クラウドとは?
そもそもクラウドとは、簡単に説明するとサーバー側で処理を行い結果のみをクライアントに表示すると言うことである。ひとつの例であるが、例えばゲームをサーバー側で実行し、ディスプレイ出力だけをタブレットで表示するなどがある。現在は、方法も多岐になっているので一概にはそれだと言えない部分もある。
それはさておき、PSO2でのクラウドとはいったいどんなものだろうか?
PSO2クラウド
PSO2の場合は、PSO2サーバークラウドサーバーニンテンドースイッチとなる模様だ。
PSO2サーバーとニンテンドースイッチの間に双方でやりとりできるようにもう1つサーバーを中間に設置する感じだ。今回は任天堂との冠していないことから任天堂が用意してないものと推測される。(ある程度の技術協力はしていると思うが)
ただし、中間サーバーを設置することによりメリットとデメリットが存在する。
メリットとデメリット
メリットとは
上の画像にもある通り、
- ゲーム機本体にプログラムデータがはなく、サーバー上にあるのでアップデートや大容量の記憶媒体などが必要ない。
- ゲーム機本体のスペックに依存しない。(今回の場合、グラフィック性能としては設定5~6の間、30fpsとなる)
などがある。
デメリットとは
- クラウドサーバーがダウンしても接続できなくなる。(たまに起こるPSNサーバーのダウンと同じようなもの。※ただし、PSNは認証サーバーなので用途の違うサーバーである)
- クラウド(中間)サーバーがあるため、遅延(同期がズレるため、他プレイヤーが飛び飛びに表示されたり、避けたと思ったエネミーの攻撃が当たったりなど)が発生する場合がある。
- 通信が安定しないとゲームが固まったように見える。PCなどは、自分や他PCの位置を送受信しているだけなので通信が止まった場合は、自分以外のPCが動かない状態になる。しかし、クラウドサーバーの場合は、インターネットでTVを見ているようなものなので通信が途切れた場合は、画像そのものが更新されないため止まったように見える。
さいごに
Nintendo Switchで動作させるにあたって機器のスペックは問題なかったようだが記憶媒体で問題が出たかたちなのだろうか? 例えば、直近のPS4だと「空き容量が38.46GB + 19.630GB必要」(合計58.09GB)と約60GBが必要となる。Nintendo Switchでも、同じ容量が必要だとすればフラッシュメモリで32GBでは収まりきらない。今後も容量が増えることを考えるとフラッシュメモリを拡張しても追いつかないと思われる。そこで、PSO2クラウドなのだろう。
ただし、メリットやデメリットがあるため遅延などを心配するならPCやPS4でプレイした方が良いと考えられる。
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