宇宙ごみ（スペースデブリ）の数は2010年現在で10cm以上のものが約20,000個、10cm未満1cm以上のものは約50万個あります。また、現在運用中の人工衛星は約1,000個あり、運用が終了した人工衛星についても約2,600個あります。
出典元： 宇宙ごみ（スペースデブリ）の数はどのくらいですか？1年間に落下する数はどのくらいですか？ | ファン!ファン!JAXA!
スペースデブリってどのくらいあるの？
JAXAによると宇宙に漂ってるゴミは- 10cm以上：２万個
- 10cm未満：５０万個/li>
- 運用が終わった衛生：１０００個
だそうだ。（2013年3月11日現在）10cm以上のゴミや運用が終わった衛生が何らかの事象により砕けた場合は、もっと増えるだろう。さらに現在稼働中の衛生は、約１０００個もあり、当然これらもゆくゆくはゴミになる。さらに1cm以下ともなると数千万個以上とも言われている。とにかく膨大な数のゴミだ。今後、落下して被害を出したり、国際宇宙ステーションなどが衝突したりと問題もでてくるのではないだろうか？
そもそもスペースデブリって何？
スペースデブリとは、目的がなく有益にならないもの。地球軌道上をぐるぐる回っている人工の物体である。
そスペースデブリってどんなものがあるの？
打ち上げロケットの切り離し部分や、廃棄された衛星、宇宙空間での実験で外に放出された物体、ステーションやペイロードなど微小な破片などがある。
国際宇宙ステーションは大丈夫なの？
国際宇宙ステーションは、約１年に１回衝突回避を行なっている。さらに1cm角のスペースデブリが衝突しても大丈夫なように設計されている。日本実験棟きぼうは、デブリバンパ、多層断熱材、与圧壁と言う構造になっていてその間は役10cmである。さらに強度を高くし、かつ軽量化をするためにアイソグリッド（格子状に削りだし）になっている。
スペースデブリって落ちてこないの？
平均して１日１個は落下しているが、ほとんどは大気圏の摩擦熱で燃え尽きるようだ。ただ、やはり地上にも落下するものあるが、過去５０年間で深刻な損害となるものはない模様だ。
スペースデブリの対策ってしてないの？
日本のこうのとりが宇宙ステーションへ荷物を届けた後に、空になったこうのとりを再度地球へ落下さる際にスペースデブリを引っ掛けて大気圏の摩擦熱で燃やそうと言う実験が行われた。
出典元： 『宇宙ステーション補給機「こうのとり」6号機（HTV6） ミッション完了後記者会見 | ファン!ファン!JAXA!
まとめ
率直な意見として、ゆくゆく宇宙旅行ができたとしたらこんなゴミ（スペースデブリ）だらけの景色を見たくない。自分たちがすぐに行動を移せるものでもないが、夢としては、ファルコン号（スターウォーズの宇宙船）やエンタープライズ号（スタートレックの宇宙船）から見た宇宙の景色のようはドキドキがあってほしいと切に願う。
